大地震が到来しても崩壊しない家屋を建てる

注文住宅を造る際には、災害に強い工法を採用することが大切です。地震が多い日本においては、稀に発生し得る大型地震に対応した住宅設計を行うことが欠かせません。1981年に制定された新耐震基準により、家屋の倒壊を防ぐための住宅設計に対するチェック項目が制定されました。耐震性を診断する基準には、壁の量や配置のバランスといった住宅設計に関するものから、地盤が沈下していたり、免震構造を必要とする土壌であったりなどといった風に、立地に対してのチェック項目が存在します。長きに亘って暮らしていく上では、大規模な災害に見舞われることも有り得ます。耐震性に優れた住宅を造り上げることは、穏やかな暮らしを営む上では欠かせない部分があるでしょう。

長期優良住宅の認定を受けられるメリットもある

新耐震基準を満たした住宅には、税務面での優遇を受けたり、ローンの金利を低く設定できたりといったメリットも生じます。長期優良住宅法に基づく9つのチェック項目をクリア出来れば、完成した家屋は長期優良住宅として認定されます。家造りに欠かせない点に、住宅ローンの活用があるでしょう。長期優良住宅では、フラット35や50といった長期ローンを少ない金利で活用することが可能です。ローンを支払う際にも、最長で13年間に及ぶ長期に亘り住宅ローン残高の0.7パーセントが所得税より控除されていきます。ローンに関する利点以外にも、住宅取得時に必要となる不動産取得税や登録免許税、家屋の維持に必要となる固定資産税や保険料の減額が得られます。

設計事務所は、一般の家庭を対象とした注文住宅のデザインから、官公庁や企業向けのビルや大型の建物の建設など幅広く対応しています。